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日本の布ぬの

バスクシャツ
風土や文化、つくり手の工夫によって、各地で育まれてきた日本の染織技術。「日本の布ぬの」は、そんな染織技術から生まれた個性豊かな布を楽しむファッションラインです。作り、選ぶのは、高度な技から生まれた布、創意工夫や挑戦が感じられる布、伝統を守り今に伝える布。技術の新旧を問わず、日本各地で出会った染めや織り、編みなどを活かしながら仕立てています。
今回のシリーズでは定番着として着回しのきくバスクシャツをお届けします。 どうぞ、お気に入りの布を見つけてください。
今季は3つの産地の布
ネップ糸綾織
新潟県見附市で生地や糸の企画・販売を行う「浅記」のデットストック生地を使用しました。紡績工程で出る短繊維の落ちワタをポリエステル糸と紡いでリサイクル糸にし、織り上げられた生地です。繊維が不均一でこぶや太さにムラがあるため、どこか懐かしい、あたたかみのある表情に織り上がります。
ラッセル編み
創業1966年の経編みレースの製造工場「富士ニッティング」。こちらで生み出されるラッセルメッシュは、粗いゲージで編む経編みレース生地の総称で、多様な編み柄を表現できます。そのなかから、もともとカーペット用に作られた幾何学模様のデザインをアレンジし、中川政七商店オリジナルカラーに染め上げました。
ドビーコール
織物産地・遠州で、生地の企画・製造・販売を行う「タケミクロス」で織られた、ドビー織のコール天生地を使用しています。コール天の畝を立たせる工程を可能にする世界で唯一の加工場で、大量の地下水を贅沢に使って生地を叩いてもみ洗いし、毛がふっくらと立ったやわらかい生地に仕上げました。
◾️布ぬのバスクシャツ各種 12,100(税込)
ネップ糸綾織
ラッセル編み
ドビーコール